MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

バーランダーがメッツを制圧、8回0封で両リーグトップの10勝目

 

アストロズジャスティン・バーランダーが今季メジャー一番乗りとなる10勝目を飾った。

 

MLB2022

 

 

敵地で行われたインターリーグのメッツ戦にジャスティン・バーランダーが先発登板。

 

ポストシーズンでも対戦の可能性がある好調同士の首位決戦ということで、個人的には注目していたが、バーランダーが8回を投げきって無失点に抑え、両リーグトップの10勝目(3敗)を飾った。

 

 

メッツ打線を8回0封したバーランダーは8回101球(ストライク74)で被安打2、奪三振6、与四球1、無失点という圧巻の投球内容。
 
 
 今季14試合目の登板で勝率76.9%、QS率73.3%。防御率2.03、WHIP0.83、奪三振90(8.32%)、被打率.183、奪三振と与四球の比率K/BBは5.29になった。
 
 
 バーランダーの好投に応え、バックも好守備でバーランダーのマウンドを支えた。

 

 

 

 

 

アストロズは8回裏の守備時に遊撃ジェレミー・ペーニャと左翼ヨーダン・アルバレスが打球を追いかけて交錯するアクシデントで2人とも交代したが、9回表にジェイソン・カストロが1号決勝2ランを放ち、2対0で勝利した。

 

これでトミー・ジョン手術から復活中のバーランダーに早くも10勝目が付いた。

 

39歳のバーランダーデトロイト・タイガース時代の2006年に新人王。2011年にサイ・ヤング賞を受賞。

 

2017年8月に移籍したヒューストン・アストロズでは2017年のワールドシリーズ優勝に貢献。

 

2019年には2度目のサイヤング賞を受賞しているが、2020年9月19日にトミー・ジョン手術を受けることを発表し、その年の残りの試合と翌シーズンを全休。

 

今季は手術明けのシーズンでパフォーマンスが心配されていたが、見事にカムバックを成し遂げているようだ。

 

それでも後半戦は疲れが心配で、場合によっては休養のためにチームが10日間の負傷者リストに入れるかもしれない。

 

アストロズ東海岸に遠征中で、21日と22日にもメッツに連勝しており、この勝利で今季のメッツ戦を4戦4勝。マーリンズ戦で負け越したが6月は17勝9敗と好調をキープしている。