フラッグディール・トレード情報
カブスがタイガースとのトレードでニック・カステヤノスを獲得したというニュースが入ってきた。正式発表はこれからだが、FOXスポーツやMLBネットワークのケン・ローゼンタール記者が伝えている。
#Cubs get Nicholas Castellanos, source tells The Athletic.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) July 31, 2019
ニコラス・カステヤノスは、タイガースの攻撃ラインナップで「2番ライト」または「2番指名打者」に入ることが多い主力選手だが、10年にタイガースがドラフト1巡で指名。
メジャーデビューは13年だが、14年にはサードでレギュラーの座をつかみ、最近は、主に外野手と指名打者として、ほぼフル出場している。
キャリア7年で、ここまで通算打率.274、104本塁打。OPSは.783だが、最近の4年は.800を超えている。今季も打率.273、出塁率.328、長打率.462、OPS.790。27歳で、今季の年俸は995万ドル。今季終了後にフリーエージェント(FA)になる右翼手としては、ヤシエル・プイーグの970万ドルを抑えてトップになる。
タイガースで今季終了後にFAになるのは6人いるが、32歳から33歳という年齢が多く、過去の実績と27歳というこれから脂の乗ってくる年齢を考慮しても彼ほど見返りを多く期待できる選手はいない。
2年前までサードを守っていたので外野とコーナーインフィルダーとしても使える。
タイガースの地元紙「デトロイト・フリープレス」のアンソニー・フェネック氏によると昨年もアストロズがカステヤノスのトレードで連絡を取り合っていたという。さらに、もう1球団、インディアンスも昨年は彼の獲得を検討していたらしい。
また、このトレードのほかにパドレスから2年目のリリーフ左腕ブラッド・ウィックをカール・エドワードJrと交換で追加している。
The #Cubs today acquired LHP Brad Wieck from the Padres for RHP Carl Edwards Jr. and international bonus money. pic.twitter.com/MB53s4Iltb
— Chicago Cubs (@Cubs) July 31, 2019