MLB2019 GAME DAY
大谷は本拠地での同地区ライバル、アスレチックス戦に「3番指名打者」で先発。4打数3安打で今季5度目の3安打以上をマーク。
相手の先発が今季3打数1安打、昨年も2打数2安打と相性の良い右腕マイク・ファイアーズという事もあったが、この日も3打数2安打。レフトライナーに終わった第1打席も上手く捉えたあたりだった。
4打席目には4番手左腕ライアン・バクタ―から右中間をライナーで破る時速177キロの打球を放ち、スタンディングの二塁打だった。フロントドアのフォーシームを上手くさばく技ありの打席だった。
これで5試合連続の安打。今季通算で166打数50安打、打率.301となり、打率が3割を超えた。
大谷くん、第4打席もヒットで猛打賞
— Roo17 (@goshoheiohtani) 2019年6月27日
満塁です💛
Shohei Ohtani singles to LF, 3 hits today! on 8th
MLBTV Jun27JP#大谷翔平 pic.twitter.com/aQLQ0azWrO
大谷は昨日、同カード3回の第2打席に10号2ランを放ち、日本人選手の史上5人目となるメジャーでの2年連続2桁アーチを達成。また、自己最多タイ月間7本塁打、月間30安打は自己新を更新中。
5連勝を狙ったエンゼルスだったが試合は残念ながら2対7で破れた。オープナー制で先発したラミレスと2番手のペーニャが4番オルソンに2本塁打5打点を献上。その投手陣の早い段階での失点と安打数では8安打で、6安打のアスレチックスを上回りながら得点圏へ走者を進めることのできない拙い攻めが目立った。
■田中将大、ロンドン・シリーズで先発
The London stadium ahead of baseball games later this month pic.twitter.com/P1RHknqPzB
— West Ham Gossip (@westham_gossip) 2019年6月19日
ヤンキースは、現地29日と30日にイングランドのロンドン・スタジアムで宿敵レッドソックスと2連戦を行う。MLB公式戦はこれまで日本、オーストラリア、メキシコ、プエルトリコに次いで5か国目、ほかにキューバでも開催している。
ただし、これまでは野球が浸透している国々だったが、野球文化のない欧州では初開催となる。
MLBのNFLやNBAに続く欧州の市場拡大戦略の一環だが、アメリカンフットボールはサッカーフィールドを使うために問題なく開催できるが、野球の場合は開催するフィールドの問題があった。
ここでも紹介したが14年にオーストラリアで開催したときは円形のクリケット・スタジアムを改造して公式戦が開催された。今回は12年のロンドン五輪でも使用した長方形のオリンピックスタジアムにフランスから輸入した14万平方メートルの人工芝やアメリカから空輸した345トンの土を入れて2試合だけのボールパークを造成したという。
21ヶ国613のメディアパスが発行されたという事だが、複数のメディアが伝えたところによるとヤンキース田中将大は現地28日、レッドソックスとの「歴史的」一戦に登板することについてコメントしている。
田中はインタビューに答えて「投げる予定がないなら少しは楽しんだかもしれない」、「日本からMLBの世界に来たのも自分にとってはビジネストリップなので、全く楽しもうという気はなかった」、「来るのは初めてで、街並みとか風景は車で移動しているときしか見ていないけれど、自分にとっては新鮮だった」とコメントした。
ローテーションの巡り合わせだが、個人的には、体への負担も考えてゆっくりロンドン旅行を楽しませてやりたかった。
記事参考
https://stadium-hub.com/00404.html