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大谷翔平が今季終了後に右肘の手術 エンゼルスが発表、詳しく解説

 

その動向が注目された大谷翔平の「右肘問題」に答えが出た。

 

 

大谷翔平NEWS

 

 

エンゼルスが、球団Twitter大谷翔平がレギュラーシーズン終了後の最初の週にトミー・ジョン手術を受ける予定であることを明らかにした。

 

 

エンゼルスの最終戦は9月30日(日本時間10月1日)だが、それを待たずに日本人医師がロサンゼルスに飛んで診察、そのセカンドオピニオンで決断を下したようだ。

 

 

大谷の手術を担当するのは「カーラン・ジョーブ整形外科クリニック」のスーパードクター、ニール・エラトロッシュ医師。あの有名なフランク・ジョーブ博士のクリニックでアメリカスポーツ医学整形外科学会(AOSSM)の47代目会長という人物。

 

 

ニール・エラトロッシュ医師は、ドジャースNFLロサンゼルス・ラムズのチームドクターとしても有名。NBA、NHLのチームの整形外科コンサルタントをしている。

 

 

これで大谷が今季挑戦した“二刀流”としての復帰は2020年の開幕になりそうだ。

 

 

 

 

メディアによると、打者(DH)であれば4~6か月程度で復帰できると医師が証言しているという報道もあり、10月初旬にメスを入れると開幕まで6カ月間のリハビリ期間があることから打者としては来季の開幕か、比較的早い時期に出場できる可能性もある。

 

 

MLB公式サイトの記事では、今年5月にトミー・ジョン手術を受けたコリー・シーガー(ドジャース)などの例を出して紹介。シーガーは、来季の開幕ロースターに名を連ねることが確実視されている。

 

 

ほかにもザック・コザート(エンゼルス)、ミゲル・サノー(ツインズ)、クリスチャン・バスケスレッドソックス)といった選手がトミー・ジョン手術を受けているが、いずれも1年以内に戦列復帰を果たしている。

 

 

ソーシア監督は会見で「医療スタッフからの情報を待っている。当然のことだが、投手としての復帰よりも先に打者として復帰することになる。執刀医からの情報を得て、リハビリがどのように進んでいくか見極めていく」と話した。

 

 

気になる開幕ロースターに関しては、「(来季の)開幕戦に間に合うかどうかに関してだが、変化しやすい要素がたくさんありすぎる状況だ。手術や、執刀医からの許可、リハビリ、理学療法などがどう進んでいくか次第」と慎重な姿勢を崩さなかったという。

 

 

大谷は、ここまで打撃でも打率.280、出塁率.361、長打率.564、OPS.925。21本塁打、20二塁打、37四球、打点56をマークしており、WAR3.8という高い数値を示し、新人王候補に挙っている。

 

 

打者としてもエンゼルスの中軸を打つことが期待されており、来季は5月から登場しても130試合近い試合に出場できる計算で、打者に専念すればリハビリ状況を見ながらでも今季以上に打席に立てる。

 

 

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