MLB メジャーリーグ物語

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アスレチックスのWCが決定!アスレチックスの5チームが確定

 

ア・リーグは24日(日本時間25日)、ポストシーズンに進出できる5チームが確定した。

 

 

MLB2018

 

 

 

東部地区・・・レッドソックス

中部地区・・・インディアンス

西部地区・・・アストロズ

ワイルドカード(WC)1位・・・ヤンキース

ワイルドカード(WC)2位・・・アスレティックス 

※現地9月24日時点

 

 

 

レッドソックスは地区3連覇、通算10回目の地区優勝。16年からタイガースGM時代に地区4連覇を成し遂げた実績を買われてデーブ・ドンブロウスキーが野球運営部門の社長に就任。

 

今季からアストロズベンチコーチだったアレックス・コーラが指揮を執り、ここまでの時点で球団新記録の106勝(51敗)をマークしている。レッドソックスは、これによりプレイオフを通じてホームで開幕できるホームフィールド・アドバンテージを獲得している。

 

ヤンキースジーターなどのコア4と言われた黄金期を支えた主力たちが引退後、再建期かと思われたが、16年8月にアーロン・ジャッジ外野手やゲーリー・サンチェス捕手がデビュー。

 

17年には彼らがレギュラーの座をつかみ、投手でもルイス・セベリーノが成長。今季は、新人王を争うミゲル・アンドゥハー三塁手やグレイバー・トーレス二塁手が台頭。

 

セベリーノと田中将大を中心にした先発ローテーションを充実したブルペンが支えて2年連続地区2位だが、96勝16敗、勝率.615というリーグ3位の勝率で7回目のワイルドカードを獲得してプレイオフ進出を決めた。何とか地元で開催できるWC1位をキープしたい。

 

インディアンスはMLB全体で3位の防御率を誇る強い先発投手陣が健在で3連覇。昨年は、驚異の22連勝で一気に地区連覇を果たすも、地区シリーズではヤンキースに2連勝後、まさかの3連敗で敗退。今年は、昨年ワールドシリーズを制したアストロズと対戦する。

 

西部地区は、開幕前からアストロズの下馬評が高かったが、アスレチックスやマリナーズが健闘してマジック2の状態。以外に手こずっている印象だ。投手部門で先発、ブルペンともにMLB1位の防御率。打撃部門でMLB5位のチーム打率、4位のチーム得点。

 

アスレチックスは昨年地区最下位からのサプライズだった。6月15日時点では34勝36敗だったが、翌日以降から61勝26敗と勝ちまくった。

 

ビリー・ビーンGMが、クローザー経験のあるジェウリス・ファミリア投手やフェルナンド・ロドニー投手などリリーバーを夏に補強。ポストシーズンでのブルペンの依存度を計算した戦略が当たった。

 

先発投手がMLB17位に対してブルペンはMLB2位。2014年のジャイアンツ、2015年のロイヤルズのワールドシリーズ制覇に見られた短期決戦でのブルペンの重要性を意識したビリー・ビーンGMの巧みな補強が実を結んだ。