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大谷翔平復帰で大谷インパクトはあるのか?混戦のAL西部地区

 

大谷翔平が戻ってきた。MLB公式サイトでも大谷の復帰をヘッドラインで報じている。

 

 

大谷翔平NEWS

 

 

昨年10月に右ひじのトミー ジョン手術を受けた大谷翔平が7日(日本時間8日)、敵地でのタイガース戦に3番・指名打者で先発出場し、手術から219日ぶりに復帰した。

 

 

気温9度という寒いデトロイトでの試合、相手の投手は開幕をブルペン投手で迎えた左腕のダニエル ノリス。タイガースのマイケル フルマーなどの主力3投手が故障者リスト入りしたために先発ローテーションに格上げされた投手。

 

注目の第1打席は1アウト一塁の場面で、2-2のカウントから2球牽制球を挟んで見逃しの三振だった。1球目はカーブ、2球目以降は3球続けてバックドアに逃げていくスライダーだった。3球目にスイングしたが空振り。最後の球は高めの甘いコースだったが見逃した。

 

3回の第2打席は、1アウト二塁三塁のチャンスで迎え、ボテボテのショートゴロだったが、ランナーが帰り、復帰後初打点を挙げた。相手の組み立ては初打席と同じカーブから入ってスライダーを続けた。

 

第3打席は5回、1アウト一塁の場面で空振りの三振に倒れた。2本ファウルを打ったが、自打球を体に当てるシーンもあった。結局、6球目のスライダーに空を切った。

 

 

投手が代わった第4打席は7回、メジャーデビューの右腕エドワード ヒメネス投手の4球目94.3マイルのフォーシームを捉えた打球は三塁ライナーだった。

 

この時点で4対2でエンゼルスがリードしている。

 

大谷の所属するアメリカンリーグ西部地区は、首位のアストロズから最下位のアスレチックスまで、この試合前の時点で6.5ゲーム差の混戦状態が続いている。エンゼルスは15勝19敗で負けが先行しているが、大谷の復帰でどれだけインパクトを与えられるか、注目だ。

 

なお、エンゼルスは大谷のほかザック コザート内野手が復帰している。

 

 

大谷翔平復帰までの道のり》

2018年10月1日 トミージョン手術

2019年2月22日 ティー打撃開始

2019年3月8日 投球練習

2019年4月19日 フリー打撃練習(マシーン)

2019年4月24日 投手相手に打撃練習

2019年5月7日 打者として復帰