大谷翔平が戻ってきた。MLB公式サイトでも大谷の復帰をヘッドラインで報じている。
大谷翔平NEWS
昨年10月に右ひじのトミー ジョン手術を受けた大谷翔平が7日(日本時間8日)、敵地でのタイガース戦に3番・指名打者で先発出場し、手術から219日ぶりに復帰した。
HE'S BAAAAACK. #ShoTime
— Los Angeles Angels (@Angels) 2019年5月7日
気温9度という寒いデトロイトでの試合、相手の投手は開幕をブルペン投手で迎えた左腕のダニエル ノリス。タイガースのマイケル フルマーなどの主力3投手が故障者リスト入りしたために先発ローテーションに格上げされた投手。
注目の第1打席は1アウト一塁の場面で、2-2のカウントから2球牽制球を挟んで見逃しの三振だった。1球目はカーブ、2球目以降は3球続けてバックドアに逃げていくスライダーだった。3球目にスイングしたが空振り。最後の球は高めの甘いコースだったが見逃した。
3回の第2打席は、1アウト二塁三塁のチャンスで迎え、ボテボテのショートゴロだったが、ランナーが帰り、復帰後初打点を挙げた。相手の組み立ては初打席と同じカーブから入ってスライダーを続けた。
第3打席は5回、1アウト一塁の場面で空振りの三振に倒れた。2本ファウルを打ったが、自打球を体に当てるシーンもあった。結局、6球目のスライダーに空を切った。
We missed you, Shohei. pic.twitter.com/DCrT9DWNWE
— MLB Stats (@MLBStats) 2019年5月7日
投手が代わった第4打席は7回、メジャーデビューの右腕エドワード ヒメネス投手の4球目94.3マイルのフォーシームを捉えた打球は三塁ライナーだった。
この時点で4対2でエンゼルスがリードしている。
大谷の所属するアメリカンリーグ西部地区は、首位のアストロズから最下位のアスレチックスまで、この試合前の時点で6.5ゲーム差の混戦状態が続いている。エンゼルスは15勝19敗で負けが先行しているが、大谷の復帰でどれだけインパクトを与えられるか、注目だ。
なお、エンゼルスは大谷のほかザック コザート内野手が復帰している。
《大谷翔平復帰までの道のり》
2018年10月1日 トミージョン手術
2019年2月22日 ティー打撃開始
2019年3月8日 投球練習
2019年4月19日 フリー打撃練習(マシーン)
2019年4月24日 投手相手に打撃練習
2019年5月7日 打者として復帰