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【MLB移籍情報】アスレチックスがメッツの守護神ファミリアを獲得

 

メッツとアスレチックスのトレードが成立した。

 

フラッグディール・トレード情報

 

この夏の「売り手」球団、パドレスが、クローザーのブラッド・ハンドをインディアンスにトレードしたのに続いて、地区最下位のメッツが守護神ジェウリス・ファミリアをアスレチックスに放出した。

 

このトレードで、アスレチックスはファミリアを獲得し、交換要員としてウィル・トッフィー内野手、ボビー・ワル投手の2人と、インターナショナル・ボーナスプールの1万ドルの枠をメッツ側に差し出した。

 

このオフにFAになるファミリアは通算123セーブを誇る球界を代表する守護神。15年に78回で防御率1.85、43セーブ、16年は77回2/3で防御率2.55、51セーブと好成績を残したが、3年連続75イニング以上投げた疲れが出たのか、17年は24回2/3で防御率4.38、6セーブと低迷した。

 

しかし、今季は右肩の故障で6月に一時的に戦線離脱したが、ここまで40回2/3で防御率2.88、奪三振率9.5、与四球率3.1と復活傾向にある。

 

28歳という年齢もあって、ヘルシーな状態を証明できれば、このオフFA市場で注目のリリーバーになる可能性もあり、気合の入ったピッチングが後半戦も期待できる。

 

アスレチックスが差し出した交換要員のマイナーリーガーは、2人ともMLB100位以内にランクされるようなトップレベルの選手ではない。

 

久しぶりにポストシーズンを狙える位置につけたアスレチックス。ビリー・ビーン副社長とデビッド・フロストGMが、ファーム層の損失を極力減らして実績ある投手を獲得したことになる。

 

 

今日のSF@OAKのインターリーグ戦は、入場券が完売して、コロシアム史上最多の5万6,310人という人数を動員した。