ア・リーグ西部地区の首位攻防戦、アスレチックス対アストロズは、2位のアスレチックスが、同地区首位のアストロズに2連勝し、74勝49敗で同率首位に並んだ。
オークランドへ移転して50周年のアスレチックス。6月15日時点で34勝36敗と負け越し、首位から11.5ゲーム差の4位と低迷。
しかし、その後両リーグを通じてトップの40勝13敗という驚異の快進撃で地区首位のアストロズを猛追。
現地時間8月17日から始まった直接対決のGAME1では、9回に追いついたアスレティックスが10回に先頭の5番オルソンの23号ソロでサヨナラ勝ち。
GAME2も先発投手トレーバー。ケーヒルが、アストロズの強力打線を7回1安打無失点の好投で制し連勝。ついに昨年のワールドチャンピオンを捉えて同率首位に立った。
CAUGHT.
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) 2018年8月18日
What a run we are seeing from the FIRST PLACE Oakland @Athletics! pic.twitter.com/Yotb9cMf2H
アスレチックスのビリー・ビーン副社長は、チームの状況に応じて積極的な補強を行う姿勢で、年7月21日にはウィル・トフィー、ボビー・ウォールと、インターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)をプラスしたトレードでジェウリス・ファミリアをメッツから獲得。
8月に入ってもナショナルズからショーン・ケリー投手、タイガースから後日指名の選手もしくは金銭と交換で先発投手のマイク・ファイヤーズを獲得している。
ファミリアは、クローザーとしても実績十分でブルペンに厚みが増した。
ファイアーズは、移籍前にキャリアベストと言えるシーズンを過ごしていて21試合119回で防御率3.48、7勝6敗、WHIP1.24、奪三振率6.6、与四球率2.0という結果を残している。移籍後も2試合で5回1/3、1失点。6回2失点と好投している。
エース格に成長したショーン・マネイア(4月21日ノーヒット・ノーランを記録)についでローテーションの2番手を担っている。