MLB契約情報
昨年夏にポストシーズンの助っ人としてメッツからインディアンスにトレードされたジェイ・ブルース外野手がメッツに復帰する。
契約内容は3年3900万ドルで、年平均1300万ドルとメッツ時代と同額で合意したことが伝えられている。契約の詳細はFOXスポーツのケン・ローゼンタール氏によると1年目が1000万ドル、18年、19年が1450万ドル。
当初は外野手がウイッシュリストになっていたジャイアンツやトロント・ブルージェイズなども興味を示していたが、金額は前年並みの大方の予想通りの金額になった。
一部の報道では、これまで通りの右翼に加えて、一塁も守る編成になるという事で、プロスペクトのドミニク・スミス一塁手(BAランキング71位、MLB63位)が、成長までに時間がかかるようなら、ブルースがファーストミットを手にする機会が増えそうだ。
ブルースは、インディアンスに移籍後、あの歴史的22連勝を決めるサヨナラタイムリーを放つなど、チームの主力として貢献。メッツとインディアンスの2チームで、146試合に出場して打率.254、36本塁打、101打点、OPS.832をマークした。
これでメッツの開幕予想オーダーは、下記のようになる。
1.ブランドン・ニモ/CF
2.アズドルバル・カブレラ/3B
3.ヨエニス・セスペデス/LF
4.ジェイ・ブルース/RF
5.ウィルマー・フォーレス/2B
6.トラビス・ダーノー/C
7.ドミニク・スミス/1B
8.アーメッド・ロザリオ/SS
メッツの補強ニーズは下記だった。
②先発投手
③中堅手
④セットアップマン
このうち、セットアップマンとしてアンソニー・スウォーザック投手をブルワーズから獲得したぐらいで、ほかのポジションは改善していない。
15年に地区を制覇しワールドシリーズまで駆け上がったメッツだが、先発陣の故障も多く昨年は地区4位に低迷。テリー・コリンズ監督は解任され、5年間インディアンスで投手コーチを務めた42歳のミッキー・キャラウェイ氏が新監督に就任した。