MLB メジャーリーグ物語

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メッツが野戦病院化、守護神ファミリアも故障者リストへ

昨年から故障者続出のニューヨーク・メッツから、また悲しいニュースが入って来た。

 

メッツの守護神ジェウリス・ファミリア投手は現地11日、右肩に血栓があると診断され、手術を受ける可能性が浮上している。

 

 

昨シーズン、メッツのチーム新記録となる51セーブを記録し、ナ・リーグのセーブ王に輝いたファミリアは、77回と3分の2を投げて防御率2.55、84奪三振の数字を残した。

 

しかし、オフにドメスティックバイオレンス(DV)に関する規範への違反があったとしてMLBから15試合の出場停止処分を受けていた。

 

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今季は、4月20日が初登板で、ここまで11試合で1勝1敗3セーブ、防御率3.86にとどまっている。直近の5月10日のジャイアンツ戦では1/3イニングで4失点(自責点3)とセーブに失敗していた。

 

メッツは現在、これだけの故障者を抱えている。

 

ティーブン・マッツ投手(3月31日からDL)

セス・ルーゴ投手(3月31日からDL)

ブランドン・ニモ外野手(3月30日からDL)

デービッド・ライト三塁手(60日DL、首の手術)

ルーカス・デューダ一塁手(4月20日からDL)

トラビス・ダーノー捕手(5月3日からDL)

ノア・シンダーガード投手(60日DL)

ヨエニス・セスペデス外野手(4月28日からDL)

 

※特に表記のないものは10-Day DL

 

打線もグランダーソン、ウォーカー、レイエスが不振で、投高打低の編成は今季も改善されていないが、残りの先発投手にも健康面に不安があることがメッツにとっての大きなリスク。

 

頼みの投手陣にも故障者が出ては「売り手」になる可能性も出てきた。地区はナショナルズが早くも独走態勢に入っている。