メッツのマーカス・ストローマン投手は10日(日本時間8月11日)、今季の出場を辞退することを発表した。
ストローマンは、新型コロナウイルスの感染拡大が球界でも続くなか、「不確実なことや未知のことが多すぎる」として、家族と自分自身の健康と安全のために出場辞退を決断したことを発表。
Updated New York Mets roster/depth chart:
— Jason R.R. Martinez (@JasonRRMartinez) August 10, 2020
•SP Marcus Stroman opted out of 2020 season.https://t.co/BorQq0xr0G
Stroman had been on the IL with a strained calf. He will become a free agent at season's end.#LGM pic.twitter.com/g224abaVOw
ストローマンは、左ふくらはぎの故障で出遅れており、今季1試合も登板していないが、ふくらはぎの回復を待つあいだもブルペンでの投球練習を行い、先週は試合形式の練習で85球を投じて戦列復帰の準備を進めていた。
14年にブルージェイズでメジャーデビューしたストローマンは、昨年までの6年間で通算51勝47敗1セーブ、防御率3.76をマーク。今季の開幕から故障者リストで過ごした期間はサービスタイムに加算されるため、サービスタイムは通算6年を超えており、今季終了後にフリーエージェント(FA)の権利を得る。
メッツでは19年夏にトレード移籍して11試合に先発して4勝2敗、防御率3.77。今季プレーしないままFAになるが、ヘルシーなら今オフの移籍市場における注目の先発投手になる。
ストロマンはニューヨーク・メッツと1年1200万ドルの契約を結んでいる。
なお、メッツからの出場辞退者は、ヨエニス・セスペデスに続いて2人目。
▽Information source
https://www.spotrac.com/mlb/new-york-mets/marcus-stroman-15687/