新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大幅に開幕が遅れたメジャーリーグ。仮に1試合も開催されなかったとしてもサービスタイム(MLS)1年分が加算されることになっていた。
2020年オフのフリーエージェント注目プレーヤー
60試合の短縮シーズンに決まったが、アクティブ・ロースターまたは故障者リストに登録された選手は、登録期間に応じてサービスタイムを得られることになる。通常は登録182日間でMLSが1年と計算される。
これにより下記の選手が今季終了後にフリーエージェント(FA)の権利を獲得。MLB公式サイトではそのFA選手のトップ20をランキングしている。
20年-21年オフのFA選手トップ20
振り返ると3月26日(日本時間27日)には、メジャーリーグ機構(MLB)とメジャーリーグ選手会(MLBPA)は、サービスタイム(MLS)の扱いなど、様々な項目について合意している。1位にはレッドソックスからドジャースにトレードされたムーキー・ベッツ外野手を選出。ただ、ベッツはドジャースと長期の契約延長をした。注目は15位にランクされたヤンキースの田中将大だろう。
MLB.comが公開したトップ20
1位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス・外野手)
2位 J.T.リアルミュート(フィリーズ・捕手)
3位 マーカス・セミエン(アスレチックス・遊撃手)
4位 トレバー・バウアー(レッズ・投手)
5位 ジョージ・スプリンガー(アストロズ・外野手)
6位 ジェームス・パクストン(ヤンキース・先発投手)
7位 マーカス・ストローマン(メッツ・先発投手)
9位 マイク・マイナー(レンジャーズ・先発投手)
10位 ジェイク・オドリッジ(ツインズ・先発投手)
11位 ロビー・レイ(ダイヤモンドバックス・先発投手)
13位 ジョク・ピーダーソン(ドジャース・外野手)
16位 ホゼ・キンターナ(カブス・先発投手)
17位 マイケル・ブラントリー(アストロズ・外野手)
19位 アンソニー・ディスクラファーニ(レッズ・先発投手)
20位 ネルソン・クルーズ(ツインズ・指名打者)
MLB.comでも注釈をつけているが、このリストは1月20日現在のものだ。当然ながら、FA前に契約延長に応じる可能性のある選手もいる。
20年オフの有力リリーバー
また、救援投手が1人も含まれておらず、2020年オフにFAとなる有力リリーバーとして
リアム・ヘンドリックス(アスレチックス)
カービー・イエーツ(パドレス)
ケン・ジャイルズ(ブルージェイズ)
シェーン・グリーン(ブレーブス)
アレックス・コロメイ(ホワイトソックス)
以上の5人の名前を挙げている。
同サイトでは、2021年の契約がオプションとなっている選手たちもピックアップ。下記の選手たちが、オプションを破棄してFA市場に出てくることも考えられる。
スターリング・マーテイ(パイレーツ)
コリー・クルーバー(レンジャーズ)
チャーリー・モートン(レイズ)
ジョン・レスター(カブス)
ブラッド・ハンド(インディアンス)