MLB メジャーリーグ物語

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オリオールズが右腕K.ガウスマンと調停回避、今季の先発ローテ編成

 シーズン20本塁打以上を6名がマークしたボルティモア・オリオールズ。外野手が補強ポイントとされているが、キャンプインを前に投手陣の編成もすすんでいる。

 

 現地5日、若手右腕ケビン・ガウスマン投手との年俸調停を回避し、年俸345万ドル(約3億9,000万円)の1年契約で合意したことが分かった。

 

 2012年ドラフト1巡全体4位のガウスマンは昨季、30試合の先発登板で179回2/3イニングス、9勝12敗、防御率3.61、WHIP1.28。FIP4.10。

 

 オリオールズは、エースのクリス・ティルマンを軸に、26歳のガウスマン、25歳のディラン・バンディ、左腕ウェイド・マイリー(16年夏にトレードで加入)、33歳のドミニカ人右腕ウバルド・ヒメネスになる。

 

 ヒメネスは16年のALワイルドカ-ドで当時ブルージェイズのエンカーナシオンからサヨナラ3ランを喰らった投手。

 

 ほかに、27歳のマイク・ライト(3勝4敗)、プロスペクトの左腕クリス・リー、同じく左腕ジェイソン・アキ―ノらがいるが、全体的に若手中心で層は薄い。

 

 昨年の先発陣はMLB24位(防御率)だったが、改善されたとはいえず、今季も守護神ザック・ブリットンらを中心としたブルペン陣(MLB3位)に負担のかかる編成だ。