マーリンズはホワイトソックスからフリーエージェント(FA)となっていたジョニー・クエト投手と1年850万ドル+球団オプション1年で合意した。
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クエトの契約の詳細は、2023年が年俸は600万ドル、2024年の契約は年俸1050万ドルの球団オプション(またはバイアウト250万ドル)らしく。
クエトには今季の年俸600万ドルとバイアウトの250万ドルを合計した850万ドルが保証される。
ただし、クエトの活躍次第では、球団オプションが行使され2年総額は1650万ドルになる契約らしい。
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— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) January 10, 2023
クエトは昨季ホワイトソックスで25試合(うち24先発)に登板して158.1イニングを投げ、8勝10敗、防御率3.35、102奪三振を記録。
2018年8月にトミー・ジョン手術を受けており5~6年ぶりの復調傾向にある。
個人的には2015年と16年のサンフランシスコ・ジャイアンツでの活躍がイメージにある投手だが、メジャー4球団で通算通算143勝。レッズで92勝、ジャイアンツで39勝をマークするなどキャリア15年で通算防御率3.44、FIP3.85と実績は十分だ。
若手が多いマーリンズ先発ローテーションに経験と安定感が加わることになる。
さらに、MLB公式サイトによるとベテラン右腕を確保したことにより、パブロ・ロペス(10勝10敗、防御率3.75)、ヘスス・ルザード(4勝7敗、防御率3.32)、トレバー・ロジャース(4勝11敗、防御率5.47)ら先発投手陣の放出に向けたトレード交渉が加速するかもしれないという事だ。
マーリンズの先発ローテーションは、昨季のサイ・ヤング賞投手であるサンディ・アルカンタラを中心に、26歳のロペス、25歳左腕のルザード、25歳左腕のロジャース、24歳のエドワード・カブレラ(6勝4敗、防御率3.01)、25歳左腕ブラクストン・ギャレット(3勝7敗、防御率3.58)など、若い投手は揃っている。
チームは、プランとしてエースのアルカンタラ以外はトレードで放出を検討していることが報じられている。