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【MLB移籍情報】争奪戦の結果、ヤンキースが救援左腕ブリットン獲得

オリオールズザック・ブリットン投手の争奪戦はヤンキースに軍配が上がったようだ。

 

 

フラッグディール・トレード

 

 

ファンクレド・スポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えている。

 

 

トレードの内容についてはMLB.comのジョン・ポール・モロシによると、ヤンキースはディロン・テイト、ジョシュ・ロジャースの若手先発投手と3Aのリリーフ投手コディ・キャロルを差し出すことが報じられており、各選手の身体検査を経て、正式にトレードが発表される見込みとなっている。

 

ブリットン

 

 

ブリットンに関しては、何度か紹介したが、ア・リーグ記録となる60試合連続セーブ成功という記録を持つ左腕で、今年の2月に右脚アキレス腱の手術を受けて開幕から故障者リスト入りしたが、6月に復帰。

 

16試合で防御率3.45、4セーブ、13奪三振。7月に入ってからの7試合は無失点を続けており、3セーブで被打率.143、WHIP0.86とバウンスバックしている。

 

交換要員のディロン・テイト、ジョシュ・ロジャースの若手先発投手のうちディロン・テイトはMLB.comのプロスペクト・ランキングでヤンキースの球団9位にランクインしている24歳右腕だが、MLB全体で100位以内にランキングされている選手ではないようだ、今季はAA級で15試合に先発して5勝2敗、防御率3.38をマーク。

 

ジョシュ・ロジャースは24歳の左腕。今年はすでに3Aに昇格していて、先発ローテを守り19試合109回1/3で防御率3.95、WHIP1.35、奪三振率6.8、与四球率2.4という成績を残している。MLB公式サイトのプロスペクトランキングではヤンキース内で15番目の評価。

 

コディ・キャロルは25歳のリリーフ右腕で、今季は3A級で32試合に登板して3勝0敗9セーブ、防御率2.38、被打率.184、奪三振率11.88という成績を残している。

 

3人ともトッププロスペクトではないが、すでに3Aで実績をあげておりこの秋にでもメジャー昇格が出来そうな選手たちだ。

 

ヤンキースは先発投手が、防御率でMLB30球団中19位、ブルペンが同16位。

 

ブリットン獲得で、先ずは後ろから固めて、今後、先発投手をもう1枚追加する予定なのかもしれない。