開幕直前にツインズとパドレス間でトレードが成立した。
メジャーリーグ移籍情報
ツインズがパダックとパガンを獲得
このトレードでパドレスは先発右腕クリス・パダック、救援右腕エミリオ・パガン、後日指名選手1名と交換にツインズのクローザーのテイラー・ロジャース、外野手のブレント・ルーカーと金銭を獲得する。
TRADE: The Twins are acquiring Chris Paddack and Emilio Pagan from the Padres in exchange for Taylor Rogers, per @Ken_Rosenthal pic.twitter.com/RjtgtFo4Va
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) April 7, 2022
ツインズに放出されたパダックは26歳。昨季はパドレスで23試合(うち22先発)に登板して7勝7敗、防御率5.07。
メジャーデビューした2019年に9勝7敗、防御率3.33をマークして、エース候補として期待されたが、2020年は防御率4.73、昨季は5点台に悪化して期待を裏切っていた。
前田健太を60日間の負傷者リストに入れたツインズは先発ローテーションのコマ不足が深刻だったが、今オフにソニー・グレイ、ディラン・バンディ、クリス・アーチャーに続く4人目の先発投手を補強したことになる。
また、エミリオ・パガンは昨季、登板過多もあって67試合で4勝3敗、17ホールド、防御率4.83だったが、レイズ時代の2019年には20セーブ、防御率2.31と好記録をマークしている。
ツインズにとっては大きな戦力になりそうだ。
クローザーを確保したかったパドレス
一方、パドレスはマーク・マランソンがFAで流失したため、クローザーが不在。その穴を埋める必要があった。
そこをツインズのクローザーだったテイラー・ロジャースで穴埋めする。
ロジャースで心配な気もするが、31歳のロジャースは、昨季ツインズで40試合に登板し、2勝4敗9セーブ、8ホールド、防御率3.35で平凡なスタッツだったが、2019年には30セーブ、防御率2.61の好成績を残した実績を残している。
ロジャースとともにパドレスが獲得したルーカー外野手は2020年9月デビューの27歳。2021年はツインズでは58試合に出場し、打率.201、本塁打9、打点16、OPS.688で実績はないが、マイナーでは4年間で本塁打74、OPS.875をマークしている長距離砲だ。