パドレスのダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)、敵地でのフィリーズ戦に先発登板。7回を無失点の快投で今季4勝目(1敗)を挙げた。
ダルビッシュが7回無失点で今季4勝目
カノーが先制タイムリー
試合は4回表にロビンソン・カノーの先制タイムリーと金河成(キム・ハソン)の犠牲フライで2点を挙げたパドレスが、ダルビッシュの後をルイス・ガルシアとテイラー・ロジャースの無失点リレーで逃げ切った。ロジャースに今季15セーブ目がついた。
ダルビッシュは、前回のドジャース戦で6回途中5失点だったが、今回はゲームを支配する投球内容だった。
今季8試合目の先発登板。7回108球でストライク76、被安打6、奪三振5、無四球、失点0のハイクォリティスタート。
唯一のピンチは6回1死から連打で一、三塁のピンチを背負ったシーンだったが、ここでも3番カイル・シュワーバーを空振り三振、4番ニック・カステヤノスを最速97.7マイル(約157キロ)の速球で二ゴロに仕留めた。
防御率も3点台まで回復
これで、今季の防御率は3.91まで改善した。WHIPも1.13と安定しており、8試合の先発で6試合がクォリティースタート(QS)。QS率75%だ。
米データサイト「Codify Baseball」によると、ダルビッシュは打者を2ストライクに追い込んだ後の被OPS(被出塁率+被長打率)が0.396で、これは先発投手としては1988年以降で最も低い数字だという。
7 strong from @faridyu 💪 #TimeToShine pic.twitter.com/QYdQPwqRy8
— San Diego Padres (@Padres) May 19, 2022
明日からは同地区ライバルとの3連戦
パドレスは敵地でのフィリーズ戦に勝ち越して明日からはサンフランシスコに乗り込んで同地区ライバルのジャイアンツと3連戦を戦う。
パドレスとジャイアンツの今季は2勝1敗でジャイアンツがリード。打線がジャイアンツ投手陣に打率.202に抑え込まれている。
この日も2安打して好調のマニー・マチャド(打率.355、OPS.992)を中心にジャイアンツ投手陣を攻略したいところだ。