パドレスが31日(日本時間2月1日)、ヤンキースからFAになっていた救援左腕ワンディ・ペラルタと4年1650万ドルの契約を結んだと、メジャーリーグ公式サイトが伝えている。
MLB契約情報
ペラルタの契約には毎年シーズン終了後にFAとなれるオプトアウトが設定されている。
ペラルタは、ドミニカ共和国出身の32歳左腕。昨季は、ヤンキースで63試合に登板して54イニングを投げ、4勝2敗4セーブ、18ホールド、防御率2.83をマーク。
レッズ、ジャイアンツ、ヤンキースとパドレスで4チーム目だが、ヤンキースでの直近3シーズンは165試合で防御率2.82と安定しており、松井裕樹らと共にパドレスのバックエンドで活躍しそうな投手だ。
Padres, LHP Wandy Peralta agree to 4-year deal with three opt-outs, per @MLBNetwork Insider @JonHeyman. pic.twitter.com/Qo7Q5r6UTS
— MLB (@MLB) January 31, 2024
メッツが救援右腕アダム・オッタビーノと1年450万ドルの再契約を結んだ後でも興味を示していたが、東海岸より西海岸のチームを選んだようだ。
パドレスは通算165セーブの左腕ジョシュ・ヘイダーがFAで流出するなど力量のある救援投手たちがチームを離れたが、今オフにトレードを含めて5人の救援投手たちを移籍市場から補強。
ペイロールを大幅に削減する方針で、先発ローテーションの不安を比較的安価なブルペン投手たちでカバーする戦術に切り替えたように見える。
ドジャースが懸念された先発ローテーションを大金を投資して補強したこととは対照的だ。ドジャースもパドレスもどちらの補強が功を奏するかは数か月後に答えが出る。