カンザスシティー・ロイヤルズが事故死した先発ベンチュラの穴埋めとしてシカゴ・カブスからFAになっていたジェイソン・ハメルと2年契約に合意している。
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複数のメディアの報道を総合すると契約内容は総額1,600万ドル(約18億円)相当で、3年目の2019年シーズンについては双方が行使権を持つオプションとなっているという。身体検査を経て正式契約となる見込みだという。
In case you missed it in the Super Bowl aftermath, the Royals reached a deal with Jason Hammel: https://t.co/orqpCPqnry pic.twitter.com/k90lsR9gpb
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2017年2月6日
34歳のハメルは2014年12月にカブスに復帰。その際に総額1800万ドルの2年契約を結んだ。3年目の2017年は、1200万ドルの球団オプションでバイアウトの場合は200万ドルだった。
16年は、30試合の先発で15勝10敗、防御率3.83をマーク。メジャー6球団でキャリア11年目。通算成績は84勝87敗、防御率4.42となっている。
ロイヤルズは今オフ、エディンソン・ボルケスが退団し、ヨルダノ・ベンチュラも不慮の事故で死去したため、先発投手の補強が急務となっていた。
これでロイヤルズの先発ローテーションは、
- 1.ダニー・ダフィー
- 2.イアン・ケネディ
- 3.ジェイソン・ハメル
- 4.ジェイソン・バーガス
5番手をマリナーズからトレードで獲得した右腕ネイサン・カーンズ、若手25歳のマット・ストラーム、メジャー79勝で5月に38歳になるベテラン右腕クリス・ヤング、故障明けの左腕マイク・マイナーらになる予定。
ロイヤルズはファーム層が厚く、プロスペクトランキングのBA、BP上位に投手や野手あわせて十数名の選手を抱えており、ここからもコールアップされる選手がいるかもしれない。