MLB メジャーリーグ物語

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ロイヤルズの球宴リリーバー、K.ヘレーラが調停回避

 

2年連続オールスター出場のヘレーラ

 

カンザスシティ・ロイヤルズは現地3日、ブルペンの核となる右腕ケルビン ヘレーラ投手との年俸調停を回避した。

 

契約サラリーは1年532万5,000ドル(約6億円)。これには、オールスター選出に伴う出来高ボーナス5万ドル(約560万円)も含まれている。昨年は255万ドル(約2億9,000万円)だった。

 

同選手は今シーズンの年俸について560万ドル(約6億3,000万円)を希望し、球団側は505万ドル(約5億7,000万円)を提示していたが、その間をとって合意に至った。

 

 

 

27歳のヘレーラは、ここ3年間で毎年70試合以上に登板。ロイヤルズがア・リーグ制覇を成し遂げた2014年には4勝3敗、防御率1.41、被本塁打0という成績を残している。

 

昨季は72試合に登板して2勝6敗12セーブ、防御率2.75をマーク。防御率は、14年から悪化しているが、奪三振率では3年ぶりの10.0以上となる10.8を記録。与四球率でも2015年の3.4から1.5と改善し2年連続のオールスター選出も果たした。

 

好調なら今季はクローザーとして年間を通して起用される見込みだ。