MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】契約先が決まらないFA市場の有力選手たち

 

FanRag Sportsのジョン・ヘイマンがFA市場に残っている有力選手をランク付けしている。ランキングの順位は別としてもこれらの選手たちの去就は気になるところだ。

 

MLB移籍情報

 

その中で、グレッグ・ホランド投手がロッキーズと合意したというニュースが入って来た。契約内容は700万ドルが保証され、インセンティブはクローザーではない場合に最大300万ドルで合計1000万ドル、クローザーの場合は最大700万ドルで合計1400万ドルに達する契約という。

 

 

1. マット・ウィータース(C/DH、30歳)

打率.243、17本塁打、66打点、盗塁阻止率35%

16年オールスター選出

 

2. グレッグ・ホランド(RP、31歳)

元ロイヤルズのクローザー

16年トミージョン手術で全休

通算145セーブ、28ホールド

 

3. マイク・ナポリ(1B、35歳)

打率.239、OBP.335、OPS.800、34本塁打、101打点

インディアンスのAL制覇に貢献した。

 

4. セルジオ・ロモ(RP、33歳)

40試合、防御率2.64、WHIP1.076

15年まで6年連続60試合以上に登板

ジャイアンツのブルペンの中心選手だった。

 

5. ペドロ・アルバレス(DH、29歳)

打率.243、OBP.322、OPS.826、22本塁打、49打点

13年のNL本塁打王。109試合の出場に留まった

パイレーツから昨年オリオールズ

 

6. クリス・カーター(1B、30歳)

打率.222、OBP.321、OPS.821、41本塁打、94打点

16年AL本塁打王だが、キャリア2回目の200三振超も記録

相変わらずの粗さが目立ち構想から外れた。

 

7. ジェイソン・ハメル(SP、34歳)

30試合先発、15勝10敗、防御率3.84、WHIP1.208

 

8. ジェリー・ブレビンス(RP、33歳)

73試合、防御率2.79、FIP3.05

メッツに移籍した15年は2度の故障に見舞われたが16年に復活した。

貴重な左腕のリリーバー。アスレチックス時代にも年間60試合以上を3度経験している。

 

9. トラビス・ウッド(RP、29歳)

77試合、4勝0敗12ホールド、防御率2.95

2月に30歳になる左腕。カブスでは先発と中継ぎを経験。

 

10. ブランドン・モス

11. ダグ・フィスター

12. アンヘル・パガン

13. ブーン・ローガン

14. ジョー・ブラントン

15. フェルナンド・サラス

 

※選手の下のデータは16年の成績。個人的な感想を甘口でつけ加えた。(名前のあとはポジションと年齢)

 

 

マット・ウィータース捕手はスコット・ボラス氏が代理人。最近、エンゼルス接触したという情報もある。他にはロッキーズ、レイズ、古巣のオリオールズの可能性が残る。

 

先発FAの層が薄かった16年オフだが15勝のジェイソン・ハメルが残った。ハメルは、防御率3.83だが、FIPは4.48で安定感に欠く投球内容がマイナス評価。マーケットバリューは1,500万ドルというサイトもあるが、それではやや高いという事なのだろう。

 

ジェリー・ブレビンス、トラビス・ウッドは、リリーバーで左腕のウッドなどはこれから重要があるだろう。先発ではダグ・フィスターや他にコルビー・ルイスなどが今後決まるものと思われる。