MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

エドガーの「11」がマリナーズの永久欠番に

 

18年間シアトル・マリナーズひと筋に活躍したエドガー・マルティネスがつけていた背番号11番が、彼の功績を讃えてマリナーズ永久欠番になった。

 

テレビ中継を見ていると「EEEEEEEDDDGAARRR!」の声がスタンドからいつも聞こえてきた。

 

野茂英雄が海を渡った頃が、彼の全盛期だったと思う。イチローマリナーズに入って日本のファンにも身近な存在になった。

 

1992年、打率.343で自身初・マリナーズ球団史上初となる首位打者を獲得。93年にハムストリングを痛め94年ごろから徐々に指名打者(DH)として起用される。

 

 

95年は、ストライキの影響もあり短縮シーズンで行われたが、145試合全てに出場し、リーグトップの打率.356、出塁率.479、対左投手打率.433、121得点、52二塁打、OPS1.107を記録。

 

2度目の首位打者とDH部門のシルバースラッガー賞、自身初となる最優秀指名打者賞を獲得した。その年はポストシーズンでも活躍し、「史上最強のDH」と呼ばれるようになった。

 

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マルティネスが活躍するまでは、DHは好打者の例が少なく、DHのイメージを変えた選手でもある。彼の引退後、MLBは敬意を表し、最優秀指名打者賞を「エドガー・マルティネス賞」と改称した。