MLB契約情報
1年1300万ドルで再契約合意
ツインズは自軍からフリーエージェントとなっていたネルソン・クルーズと1年1300万ドルで再契約を結ぶことで合意に達した。ESPN」のジェフ・パッサンらが伝えている。
Boomstick's back.
The @Twins and Nelson Cruz reportedly agree to a one-year, $13 million deal, per @jonmorosi. pic.twitter.com/f5Hrdvmyy3
— MLB (@MLB) February 3, 2021
クルーズの再契約で重量打線健在
要求していた2年契約を得ることはできなかったが、契約は1200万ドルから100万ドルアップを勝ち取ったようだ。21年シーズンはナショナル・リーグで指名打者制が採用されない可能性が高くなったことがクルーズの再契約に影響を与えたようだ。
重量打線が前田健太をサポート
メジャーで17年目の春が決まった40歳のスラッガーは、18年オフにツインズへ加入。移籍1年目の2019年は自己ベストのOPS1.031を記録するなど、120試合に出場して打率.311、41本塁打、108打点をたたき出して年齢を感じさせないパフォーマンスを見せた。
この年は、シルバースラッガー賞と共に最優秀指名打者に贈られるエドガー・マルティネス賞も受賞した。
昨季は、53試合に出場して打率.303、16本塁打、33打点、OPS.992を記録し、2年連続4度目のシルバースラッガー賞を受賞している。
19年にはクルーズはじめ5人の打者がシーズン30本塁打以上を記録。チーム本塁打数で史上初の300本塁打を超えた重量打線だが、今季もクルーズやその時のメンバーであるミゲル・サノー、マックス・ケプラーらが健在で、ジョシュ・ドナルドソンやバイロン・バクストン、ホルヘ・ポランコを加えた重量打線が前田健太らを援護射撃することになりそうだ。