MLB契約情報
19年-20年オフの移籍市場で注目の一人だったジョシュ・ドナルドソン三塁手がミネソタ・ツインズと4年9200万ドルで契約に合意した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンドが伝えている。
ドナルドソンに関してはブレーブスと再契約を望んでいるという報道が流れていたが、34歳で17年、18年に計168日間の故障者リストに登録されている選手に対して指名打者制の無いリーグに属するブレーブスは好条件のオファーを提示できなかったのかもしれない。
BREAKING: Josh Donaldson reportedly agrees on a 4-year deal with @Twins.
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) January 15, 2020
(via @Feinsand) pic.twitter.com/ld6oJQ1q18
ドナルドソンとツインズの契約内容は、4年間で8400万ドル(年平均2100万ドル)。これに5年目のクラブオプション(1600万ドル)を破棄した場合のバイアウト800万ドルが加算される。
この9200万ドルという額は、今季のフリーエージェント(FA)市場では5番目の高額。三塁手ではエンゼルと契約したアンソニー・レンドンに次いで2番目になる。
ドナルドソンは、どちらかというと遅咲きの部類に入る選手。あの阪神タイガースで活躍したマット・マートンらと2008年にカブスからアスレチックスにトレードされた選手。
メジャーでは34歳以上の契約は、契約期間、契約金とも不利とされており、ドナルドソンの上はゲリット・コールが29歳。レンドンが30歳。スティーブン・ストラスバーグが31歳。ザック・ウィーラーが30歳で、契約期間が5年から9年。今オフのFA高額契約10位以内の選手ではドナルドソンの34歳が最年長になる。
MLB公式サイトの記事では、総額9200万ドルは33歳以上のフリーエージェント選手が得た契約としては、1998年に当時34歳のケビン・ブラウンがドジャースと7年1億500万ドルで契約したのに次ぐ史上2番目の金額と紹介している。
ナショナル・リーグのカムバック賞を受賞したドナルドソンだが、ツインズは指名打者制のあるアメリカン・リーグだ。
ネルソン・クルーズ 41本
マックス・ケプラー 36本
ミゲール・サノー 34本
エディ―・ロサリオ 32本
ミッチ・ガーバー 31本
ジョシュ・ドナルドソン 37本
ドナルドソンは、ブレーブスで155試合に出場して打率.259、37本塁打、94打点、OPS.900をマーク。ツインズはシーズン307本塁打のMLB年間チーム本塁打記録を塗り替えたが、30本塁打以上の選手が5人もラインナップに名を連ねておりドナルドソン(19年37本塁打)の加入で6人目のスラッガーになる。
🔽記事参考
https://www.spotrac.com/mlb/minnesota-twins/josh-donaldson-8604/injuries/