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【MLB移籍情報】ツインズが17年のセーブ王アレックス・コロメイと契約合意

ブルペン強化は前田健太に朗報

 

ツインズがホワイトソックスからフリーエージェントとなっていた救援右腕アレックス・コロメイと1年625万ドルにオプション1年を加えた複数年契約で合意した。

 

 

メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが伝えたところによると、コロメイの今季の年俸は500万ドル。これに22年が550万ドルの球団と選手の双方の同意が必要なミューチュアル・オプション(相互オプション)が設定されており、これを球団側が破棄した場合にバイアウト125万ドルが付いた契約内容。トータル625万ドルが保障された契約になっている。

 

 

17年47セーブのセーブ王、通算138セーブのクローザー

32歳、メジャーキャリア8年のコロメイは、レイズ時代に47セーブを挙げてセーブ王のタイトルを獲得したが、15年には13試合の先発登板もこなし、30試合にリリーフ登板して8勝5敗、防御率3.94の成績を残した。16年からはクローザーに専念して2勝4敗37セーブ(アメリカンリーグ4位タイ)、防御率1.91、WHIP1.02。昨季は21試合に登板して2勝0敗12セーブ、防御率0.81の好成績を記録している。

 

 

地区3連覇を目指すツインズが強力な補強

ツインズは、19年-20年オフにメジャー屈指の三塁手ジョシュ・ドナルドソンを補強。投手陣にはFA市場からホマー・ベイリーを、キャンプ前にトレードで前田健太を補強するなど積極的な補強が成功して地区連覇を達成。

 

今オフは、先発ローテに左腕JAハップ、正遊撃手としてアンドレルトン・シモンズを獲得し、主砲ネルソン・クルーズとも再契約に合意。さらにクローザー候補としてコロメイを追加するなどロースター強化に余念がない。

 

インディアンスとホワイトソックスの3強が予想されるアメリカンリーグ中部地区で頭一つ抜け出しそうな戦力になってきた。