クローザー経験のある救援右腕トライネンと再契約
パドレスがブレイク・スネルやダルビッシュ有を補強するなど活発な補強を見せる中、同じ地区の覇者ドジャースも着々とブルペンの整備を進めている。
ブレイク・トライネンと2年+オプション1年で再契約
ドジャースとブレイク・トレイネンは、23年に800万ドルのクラブオプション(またはバイアウト150万ドル)を伴う2年総額1750万ドルの契約で合意した。
2021年 年俸600万ドル+サインボーナス200万ドル
2022年 年俸600万ドル+サインボーナス200万ドル
2023年 年俸800万ドル(クラブオプションまたはバイアウト150万ドル)
Welcome back, Blake!
The Los Angeles Dodgers have re-signed RHP Blake Treinen to a two-year deal through the 2022 season with a team option for the 2023 season. pic.twitter.com/Cjf86lSs4i
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) January 6, 2021
ドジャースが公式Twitterアカウントで合意の最初のニュースを発表した後、ESPNのジェフパッサンが最初に金銭的な契約内容を報告した。
32歳の右腕は、19年12月にドジャースと1年間1000万ドルで契約。20年シーズンは27試合、25回2/3イニングで防御率3.86、FIP3.15、WHIP1.208 、奪三振率7.7、与四球率2.8を記録。
ポストシーズンでは11試合に登板するなど不安定だったクローザーのケンリー・ジャンセンの穴を埋めるような存在感があった。
アスレチックス時代の防御率0点台で30セーブ、100奪三振は史上初の快挙
トレイネンといえばアスレチックス時代の18年に68試合で9勝2敗38セーブをマーク。80回1/3イニングを投げて防御率0.78という成績は80回以上では歴代最高の防御率だった。
ドジャースは、今オフにトレードでコリー・クネーベルを獲得。20年12月にはトミー・ケインリーと2年総額475万ドルで契約。着々とブルペンの補強を続けている。
レギュラーシーズンにおいてもリリーバーの重要度が高まっているが、ポストシーズンでは、さらに依存度が高まる傾向にあり、覇権を目指すチームにとってはブルペンの補強は欠かせない。