MLB移籍情報
19年オフ 各チームの補強最優先事項は?
メジャーリーグではクオリファインぐ・オファーの提示などストーブリーグが動き出している。ここでは、各チームの編成におけるプライオリティー(最優先事項)をMLB.comの記事をもとに紹介していきたい。前回はナショナルリーグ中部地区を紹介したので、今回は西部地区を紹介したい。
ナ・リーグ 西部地区
ドジャース
先発投手はMLBトップの防御率だったが、ブルペンはリーグ4位。ブルペンには、ケンリー・ジャンセンの前を投げるリリーバーがあと1人から2人は必要。
ダイヤモンドバックス
ブルペンのバックエンドに人材が必要。さらに外野手は3月に前十字靭帯断裂など左ひざを負傷してシーズン全休したスティーブン・スーザJr.が戻ってくる予定だが、長打力のある外野手も追加する必要がある。
ロッキーズ
マーリンズの次に最悪だったブルペン陣の改善は緊急課題だろう。先発ローテも防御率5.87でメジャー最悪だった。FAでジェイク・オドリッツィ、タナー・ロアークは狙い目かもしれない。ロアークは19年1000万ドル、オドリッチは950万ドルと手ごろな年俸が魅力だ。
ジャイアンツ
パイレーツとロッキーズに次いで先発ローテーションの防御率(ERA4.77)が低かった。エースのマディソン・バムガーナーがFAになって戻ってこない場合、代わりを見つける必要がある。遊撃手のブランドン・クロフォードは21年終了まで契約が残るが、年々スタッツが低下しており、このポジションも強化が必要。
パドレス
ウィル・マイヤーズ、ハンター・レンフローの両翼と比べて中堅手の補強が必要。先発陣のコマ不足は多くのチームの課題だが、優勝争いをする場合、当然このチームも整備が必要。
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▼記事参考
https://www.mlb.com/news/every-mlb-team-s-offseason-priority
https://www.mlb.com/news/every-major-league-team-biggest-2020-offseason-need