カージナルスが、ドミニカ出身の25歳右腕カルロス・マルティネス投手と5年5,100万ドルで年俸調停を回避した。CBSスポーツなど複数のメディアが伝えている。
MLB契約情報
総額5,100万ドルは調停1年目の投手としては歴代最高額。5年契約ということは調停の残り3年とFAになったあとの2年も考慮した契約内容になる。
carlos martinez and cardinals will have an extension for $51M for 5 years. announcement expected tomorrow.
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2017年2月2日
ドミニカ出身のペドロ・マルティネスを小さくしたような雰囲気から「ベイビー・ペドロ」と呼ばれる逸材は、2013年5月にメジャーデビュー。
15年に先発ローテーションの5番手として定着。16年は、31試合に先発登板して195回1/3イニングス、6勝9敗、防御率3.04、WHIP1.22、174奪三振をマーク。
平均球速は95.6マイル(約153.9キロ)と、規定投球回に到達した投手の中ではノア・シンダーガード、ヨーダノ・ベンチュラに次いでの数値だった。
個人的には、あまり印象のなかった投手だが、15年のオールスターゲームで34人目の選手を決めるファイナルボート(最終投票)で決まった選手という記憶がある。