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【MLB契約情報】メッツがシンダーガードとコンフォートにQO提示

 

メッツがノア・シンダーガード投手とマイケル・コンフォート外野手に対してクオリファイング・オファー(QO)を提示した。今季のQOは昨年より50万ドルダウンの1840万ドル(約20億8700万円)。

 

 

MLB契約情報  

 

 

シンダーガードもコンフォートも今オフが初のフリーエージェント(FA)。29歳のシンダーガードは2020年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は2試合だけの登板。

 

 

シンダーガードの契約延長への布石になるQO提示

 

MLB公式サイトによると9月下旬、トミー・ジョン手術のリハビリを終えて戦列復帰を果たしたシンダーガードは、QOの提示について「(提示してもらえるなら)非常にありがたいことであり、僕が期待していることでもある」と話していた。

 

メジャーキャリア6年(実質5年)で防御率3.32、FIP2.93、777奪三振(K/9は9.7)というハイパフォーマンスのシンダーガード。

 

手術前は、その隆々とした筋肉と長い金髪の風貌が似ていることからアメリカン・コミックのスーパーヒーローの「Thor(ソー)」のニックネームでニューヨーカーに親しまれた速球派だった。

 

2020年と21年の年俸は共に970万ドル。シンダーガードからすればQOを受諾して残留し、来季に価値を再確立して来年30歳で再びFA市場で評価を受けるというのが現実的なプランだろう。

 

メッツにとっても強力な先発ローテーションを再構築する上でシンダーガードの復活に期待するところは大きい。彼が無事カムバックして以前のようなパフォーマンスを見せてくれれば、中長期的にも大きな戦力になる。QO提示はその後の契約延長に向けての布石になる。

 

 

コンフォートも受諾する可能性あり

 

QOを提示される選手は、有力選手が多いのでQO選手の動向は、移籍市場に影響を及ぼすことが多い。昨季までQOを提示された選手は96人で、受け入れた選手はわずか10人しかいない。

 

マイケル・コンフォート外野手も今オフが初のFAでメッツはQOを提示する。来季の開幕には29歳になるコンフォートは、オールスターに初選出の2017年から3シーズン連続で27本塁打以上、OPSも通算.824、OPS+124と高い。

 

年俸調停最終年だった今季は1225万ドルで、流出を防ぐとすればQOの1840万ドル提示は妥当だろう。

 

ただ、気になるのは今季はOPS.729とパフォーマンスを落としていることだ。でも、三振率や四球率が平均より悪化したわけでもなく本塁打数が14本と物足りなかったぐらいだ。

 

コンフォートがQOを拒否するという予測もあるが、成績がダウンしたシーズンだっただけに、ここは受諾するのが正解なような気がする。

 

 

▽記事参考/引用

 

MLB.com「Thor's QO decision an interesting case」

Thor, Conforto get qualifying offer from Mets