MLB メジャーリーグ物語

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進撃のRソックス が11連勝!11連続奪三振のメジャー記録も樹立

 

現地25日、タンパベイのセントピーターズバーグで行われたレイズ対レッドソックス戦は延長10回にレッドソックスが勝ち越して11連勝。優勝マジックを2に減らしている。

 

 

MLB2016 GAMEDAY

 



 

レッドソックス投手陣の奮闘が光ったゲームだった。投手陣が11連続奪三振のメジャー記録を達成。1試合で計23奪三振を記録している。

 

これまでの記録は1970年4月22日にメッツのトム・シーバーがパドレス戦で樹立した10連続奪三振だった。

 

レッドソックスの2投手による記録の達成で、先発ロドリゲスが4回1死から6回1死まで6連続奪三振。代わってマウンドに上がった2番手ヘンブリーも5人の打者から5連続三振を奪った。

 

 

先発ロドリゲスはベネズエラ出身の23歳。メジャーキャリア2年目の左腕。5回1/3で失点1、与四球2、奪三振13。113球(ストライク68)を投じたとこで6回途中の降板になった。今季19試合目の先発で3勝7敗、防御率4.68、WHIP1.28。

 

この試合でレッドソックスの5人の投手陣は9回まで21奪三振を記録。こちらもこれまでの20奪三振を上回り、9回終了でのメジャー記録となるはずだったが、延長戦となったため、公式記録として認められなかった。

 

記録達成は勝利の副産物だが、キンブレル、上原、ジーグラーといったブルペン陣を温存して休養を与えられたことは大きかったといえるだろう。

 

 

試合は、延長10回に1番ダスティン・ペドロイアの技ありのホームへのクロスプレイで勝ち越しに成功し、3対2で競り勝った。 レッドソックスは、これで11連勝。2013年以来、7回目の地区優勝に王手をかけた。