MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

マーリンズ、エースの事故死に上原ら球界から続々と悲しみの声

 

メジャーリーグイチロー外野手が所属するマーリンズのエース右腕、ホセ・フェルナンデス投手(24)がボート事故で死亡したと25日、複数の米メディアが伝えた。

 

マーリンズは本拠地で同日に予定されていたブレーブス戦を中止にすると発表した。

 

エースの突然の死に、マーリンズのデービッド・サムソン球団社長は「ホセは永遠に家族の一員」と故人を悼んだ。

 

主砲ジャンカルロ・スタントン外野手はインスタグラムにて「まだ悪夢から目が覚めるのを待っている。今日、自分は兄弟を失った。とてもじゃないが理解が追い付かない。衝撃に圧倒されている」と投稿するなど、ショックを隠せない様子だった。

 

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この訃報は全米中にヘッドラインで伝えらたが、この突然の死を悼む同僚のディー・ゴードンの姿や球界からも続々と悲しみのメッセージが届いている。

 

 

レッドソックスのデービット・オルティーズ上原浩治も自身のツイッターで哀悼のメッセージを伝えている。

 

 

明るい性格は画面からも伝わった。イチローを尊敬しているとのインタビューはNHKマーリンズの中継の際にいつも紹介していた。

 

実際に現地で取材した日本人記者によると「いつも丁寧に真摯に質問に答えてくれた」という。キューバから10代に3回海を渡って亡命しようとした苦労やトミージョン手術からの復活が彼を人間的に成長させたのかもしれない。

 

 

 

2011年にドラフト1巡目(全体14位)で入団。新人王。オールスター2回選出。今季は完全復活し、29試合に登板。16勝8敗、防御率2.86。メジャーを代表する投手として将来を嘱望されていた。