MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

Rソックス大逆転勝利の陰にMLB300試合登板の田澤純一の存在があった

 

レッドソックスで今季も好投した田澤純一にスポットを当ててみたい。

 

MLB2016

 

大逆転の布石は田澤純一の好リリーフ

 

レッドソックスのリリーバー田澤純一が現地15日、本拠地フェンウェイパークでのヤンキース戦に登板。1対5で迎えた5回から3番手としてマウンドに上がった。

 

田澤は、先頭の6番グレゴリウスに二塁打を打たれ、次打者のときに三盗を許した。しかし、切れのあるスプリットで7番から3者連続三振を奪って、無失点で切り抜けた。

 

1回を17球、被安打1、3奪三振の無失点だった。先発投手が3回途中に降板。一気にヤンキースに行きかけたモメンタムを田澤が防いだ。

 

 

今季も実績を残した田澤純一

 

田澤の今季成績は51試合、47回2/3、防御率4.34、WHIP1.26、奪三振52。これでメジャー通算300試合登板。日本人投手では史上5人目。メジャー7年目での達成だった。

 

試合はレッドソックスが、9回にヤンキースのクローザー、ベタンセスを攻略。最後はラミレスの劇的なサヨナラ3ランで逆転勝ちした。

 

首位レッドソックスが宿敵ヤンキースとの4連戦GAME1をサヨナラ勝ちで取って、2位のオリオールズが敗れたため、ゲーム差を2に広げた。

 

 

Csct48cWgAEvwXY.jpg

 

 

なお、ヤンキース先発の田中将大は7回、被安打4、与四球3、失点1の快投を見せ、勝ち投手の権利を持って降板したが、ヤンキースのリリーバーが捕まって自己最多となる14勝目はならなかった。