8月10日にも紹介したが、兄とともに横浜DeNAに所屬していたルルデス・グリエルが、MLBから正式にインターナショナルFAが承認され、MLBの全球団と交渉できる状態となった。
それに関連したニュースで現地9月14日、パナマのロッド・カルー・スタジアムで公開練習を行った。この日、60人のスカウトの前で2時間にわたり練習を公開したもよう。打撃練習のほか、ショートとセンターの守備なども披露したという。
ルルデスは今年2月に母国キューバから兄のユリエスキとともに亡命。年齢が10月19日で23歳になるためインターナショナルFAの規定に抵触しない23歳になってから(インターナショナル契約の対象外が23歳以上のため)、各球団が契約に乗り出すとみられている。
評価は高く、インターナショナル・プロスペクト・ランキングではキューバ選手で4位にランクされたこともあるという。
内野の各ポジションと、外野も守ることができるユーティリティーで、兄のような即戦力ではないものの期待のプロスペクトとして、このオフのストーブリーグで争奪戦が予想されている。
なお、2014年に日本プロ野球の横浜DeNAベイスターズでプレーした32歳のユリエスキは、今年7月にアストロズ入り。先月21日にメジャーデビューを果たすと、今月13日までに20試合に出場して打率.328、3本塁打、8打点をマークしている。