MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

元DeNAのグリエルがメジャー昇格、DHでの起用を指揮官が明言

 

先日も紹介したグリエル兄弟の兄、ヒューストン・アストロズに入団したユリエスキ・グリエル内野手が、現地21日にメジャー初昇格を果たし、指名打者での起用を指揮官が明言した。

 

MLB2016

 

 

32歳のグリエルは、2014年シーズン途中に日本プロ野球NPB)の横浜DeNAベイスターズに加入すると、62試合の出場で打率.305、11本塁打、30打点を記録。

 

先月半ばにアストロズと5年契約(4780万ドル)を結び、チーム傘下のマイナーで調整。打率.250(56打数14安打)、2本塁打、14打点をマークしていた。

 

わずかながらプレイオフへの望みをつなぐアストロズだが、メジャーの規定で、グリエルをポストシーズンで使えるようにするには8月末の時点で、25人枠に入れておく必要があるためメジャーデビューは秒読み段階とみられていた。

 

 

アストロズのA.J.ヒンチ監督は、グリエルについて「マイナーで50打数ほど経験を積んだ」と述べると、「野球選手として見れば、彼は準備が整っており、挑戦することができると思っている」とコメント。

 

そして、同日に敵地で行われるボルティモア・オリオールズ戦に、指名打者として起用する方針であることを明かした。