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【MLB契約情報】アストロズのブレグマン三塁手が6年1億ドルで契約延長

 昨年のオールスターゲームのMVPにも輝いたアストロズの若手アレックス・ブレグマン三塁手が6年総額1億ドル(約111億円)で契約を延長した。

 ESPN(電子版)など複数メディアが報じたところによれば24歳メジャーキャリア3年の正三塁手は、2024年までの契約延長に合意。これで来季からの年俸調停3年分とフリーエージェント2年分をアストロズが買い取ったことになり、ブレグマンが30歳になるまでチームがコントロールできることになった。

 昨季のブレグマンは157試合に出場して打率.286、出塁率.394、OPS.926、31本塁打、103打点と活躍。本塁打と打点はチームトップだった。ファングラフスのWARでも+7.6で、これはMLB三塁手としては、インディアンスのホセ・ラミレスに次いで2位だった。

MLBホームランダービーオールスターゲームにも初選出され、10回表に決勝点となる本塁打を放ち、MVPに輝いた。

 もともと評価の高い選手で15年のMLBドラフト1巡(全体2位)でアストロズがピックアップ。16年シーズンではプロスペクトとしてチーム内1位(BP)。守備の数値は良くないが、正三塁手だったユリエスキ・グリエル一塁手に追いやるパフォーマンスで正三塁手の位置を勝ち取った。

 まだ、実質2年間のキャリアだが、昨季は空振り率が12.1%と低く、出塁率MLB全体で8位という高さが特徴的。本塁打も前年の19本から31本に増えた結果、リーグを代表する三塁手になりつつある選手だ。

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