MLB契約情報
アストロズは16日(日本時間17日)、ジョージ・スプリンガー外野手と年俸調停を避け1年2100万ドル(約23億1000万円)契約で合意した。スプリンガーは年俸調停の最終年だった。
30歳のスプリンガーは、2011年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でヒューストン・アストロズが指名。14年4月にメジャーデビュー。
昨季は故障により出場機会こそ減ったものの122試合で打率.292、39本塁打、96打点、6盗塁、出塁率.383、長打率.591、OPS.974。打率、本塁打数、打点はキャリアハイ。オールスターゲームにも3年連続選出された。
George Springer and the Astros have reportedly avoided arbitration and settled on a $21 million deal for 2020 https://t.co/2kek8vpaz3
— Sports Illustrated (@SInow) January 16, 2020
キャリア6年で通算打率.270、160本塁打、426打点、OPS.849。6年でrWAR24.6は年平均4.1という高い数値を示している。アストロズの不動の1番打者に定着し、パンチ力のある打撃で、昨季は12本の先頭打者ホームランを放ち、球団記録を更新している。
スプリンガーの2100万ドルは、年俸調停を避けて契約した選手の中で史上5番目となった。年俸調停の権利を持つ選手の単年契約では、先日、レッドソックスと契約したムーキー・ベッツ外野手の2700万ドル(約29億7000万円)が最高額。