アストロズが現地9日、昨季のオールスターに選出されたカイル・タッカー外野手との年俸調停で勝利。同選手の今季年俸は500万ドルに決まった。
MLB契約情報
タッカーの年俸調停 球団側が勝利
この時期はこうした年俸調停関連の話題が多いが、タッカーのケースではアストロズが500万ドルの提示に対してタッカー側は750万ドルを要求。
年俸調停の公聴会でアストロズ側の要求が認められ、タッカーの年俸調停1年目は500万ドルに決まったようだ。
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— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) February 7, 2023
タッカーは26歳の外野手。2015年のMLBドラフト1巡目(全体5位)指名選手。2018年7月にメジャーデビュー。
メジャー4年目の2021年に打率.294、30本塁打、92打点、14盗塁、OPS.917と頭角を現し、昨季も打率.257、30本塁打、107打点、25盗塁、OPS.808で自身初のオールスター・ゲームに選出されたほか、ゴールドグラブ賞も初受賞した。
2年連続30本塁打以上の結果を残したことで、チームの主軸の一人に定着したタッカー。FA権を取得するのは2025年シーズン終了後だが、アストロズは早い段階での複数年契約締結を目指しているという情報が先日も流れている。
アストロズは主砲ヨーダン・アルバレスとの6年総額1億1500万ドルの契約が今季からスタート。中心選手のホセ・アルトゥーベとは7年1億6350万ドル、アレックス・ブレグマンは5年1億ドル。この両者の契約は来季(2024年シーズン)終了まで残っている。
今後はタッカーとの契約延長のニュースが入ってきそうだ。