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メッツが人材を囲い込み!? マクニールと契約延長

 

先日、ブランドン・ニモと8年総額1億6200万ドルの大型契約を結んだメッツが、新たに昨季の首位打者ジェフ・マクニールと4年5000万ドルで契約を延長することで合意した。ESPNのジェフ・パッサンが伝えている。

 

 

MLB契約情報

 

 

マクニールはサービスタイム4.069。今季の契約に関してはメッツ側が625万ドルの提示に対してマクニール側が750万ドルを要求して年俸調停の公聴会に持ち込まれるパターンも予想された。

 

 

この契約は5年目が球団オプションになっており、そのオプションが行使された場合、5年間の総額は6375万ドルになる。

 

マクニールは2024年シーズン終了後にFA権を獲得するが、メッツは今回の4年契約によってFA後の2年分(オプション行使の場合は3年)を買い取った形だ。

 

マクニールはメジャー5年目の昨季、148試合に出場して打率.326、9本塁打、62打点、4盗塁、OPS.836、OPS+140、fWAR5.9の好成績をマーク。

 

メッツ

 

 

ニモと同様にメッツの生え抜きの一人。同じ生え抜きのニモやアロンソを抑えて打撃陣ではfWARでリンドーアに続く2位。

 

カルロス・コレアなどと比べてパンチ力はないが、過去に故障歴が少なく強度もあり今後も安定した成績を残せそうなタイプだ。

 

コレアに大金を投資するよりは手堅い判断だったかもしれない。

 

5年間の打率は.307、平均のOPS.827。三振率も10.4%と低く、その分、出塁率.382でチームトップ。

 

出塁率.382はMLB二塁手アストロズのアルトゥーベに続いて2位、ナ・リーグではトップだ。