MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

Rソックスの守護神キンブレルがメジャー最速300セーブ到達

 

 レッドソックスの守護神クレイグ・キンブレルが現地5日のレンジャーズ戦でメジャー通算300セーブをマークした。メジャーリーグの投手で300セーブは29人目。

 

29歳のキンブレルは、2010年にアトランタ・ブレーブスでデビュー。当時のブレーブスには斉藤隆が所属しており、斉藤の故障者リスト入りに伴ってキンブレルがブルペン投手としてコールアップされた。

 

 

DcfA_qwX4AAolPb.jpg

 

 

それ以来、11年から4年連続40セーブ以上でナショナルリーグのセーブ王に輝くなど494試合目での到達だった。9シーズン目での300セーブ到達は、メジャーリーグ最速。MLBオールスターゲームにも5回選出されている。

 

この間の防御率は驚異的な1.78。300セーブ以上をあげた投手で防御率が2点に満たないのはキンブレルだけらしい。

 

 

 

 

レッドソックス移籍後の16年7月に左膝の半月板損傷によりDL入りし、その年は31セーブ、防御率3.40と不調に終わった。

 

ただし昨年は、67試合の登板で35セーブ (ア・リーグ3位)、防御率1.43と復活傾向。69.0イニングで僅か14四球(BB/9は1.8)と制球力が改善し、126奪三振でK/9は16.4を記録した。

 

昨年の地区制覇、今季の快進撃を支えている一人と言えそうだ。