ブレーブスは現地時間3月18日(日本時間19日)、ドジャースからFAのクローザー、ケンリー・ジャンセンと1年1600万ドルで契約したことを発表した。
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ブレーブスがドジャースの守護神ジャンセンを獲得
34歳のジャンセンは、通算350セーブ。MLBを代表するクローザーだったが、2018年頃から防御率、FIPともに3点台に悪化。それまで1点台から2点台のシーズンが続いていただけに球威の低下が心配された。
しかし、昨季はドジャースで69試合に登板して69イニングで奪三振86、防御率2.22、38セーブをマーク。被本塁打率も1.4%でバウンスバックしたシーズンだった。
救援投手として大切な奪三振率は全盛期の40%台から30%台に落ちたが、それでも威力のあるカッターは芯でとらえにくい。
ブレーブスのブルペンはMLB全体で10位。それほど悪くもないのだが、昨年のポストシーズンを勝ち抜いた疲れも心配だ。ポストシーズンでの高まる依存度を考えた場合、頂点を目指すチームにとっては新戦力の補充は必須だろう。
今オフもワールドシリーズでも活躍したタイラー・マツェック、ルーク・ジャクソン、A.J.ミンター、ウィル・スミスらにコリン・マクヒューやタイラー・ソーンバーグを加えて最後に守護神ジャンセンを追加して万全の編成を組んでシーズンに臨む。
ブレーブスの主な補強(契約)状況
▼ケンリー・ジャンセン投手
1年1600万ドル
▼マット・オルソン一塁手
アスレチックスからのトレード後に8年総額1億6800万ドル
▼コリン・マクヒュー投手
2年1000万ドル
▼アレックス・ディッカ-ソン外野手
1年100万ドル
▼エディ・ロサリオ外野手
2年1800万ドル
▼マイケル・ソロカ投手
年俸調停2年目280万ドル
▼タイラー・ソーンバーグ投手
1年90万ドル