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【MLB移籍情報】カブスがマリナーズから救援左腕モンゴメリー獲得

好調カブスブルペンを補強した。シカゴ・カブスシアトル・マリナーズ間で現地20日、2対2のトレードが成立している。

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

カブスマリナーズから救援左腕マイク・モンゴメリーとマイナーの右腕ジョーダン・プライスを獲得。

 

見返りとしてマリナーズには、カブスの傘下AAAアイオワ所属で2011年ドラフト2位指名のダン・ボーゲルバック内野手と右腕ポール・ブラックバーン投手が移籍する。

 

 

27歳のモンゴメリーはキャリア2年目。昨年は16試合に先発して4勝6敗、防御率4.60。今季は、2試合に先発したものの中継ぎを中心に32試合3勝4敗、61回2/3で防御率2.34、WHIP1.09。

 

マリナーズは先発ローテのフロントスターター、フェリックス・ヘルナンデス、タイファン・ウォーカーが復帰。

 

そこに岩隈久志、ウェイド・マイリー、ジェームズ・パクストン、ネイサン・カーンズといった先発ローテのコマが揃ってきたこともありモンゴメリーがはじき出された。

 

マリナーズが獲得したボーゲルバックは、MLBPipeline.comのプロスペクトランキング20位の有望株だ。今季は、川﨑宗則も所属しているカブス傘下のAAAアイオワで89試合、打率.318、16本塁打、64打点を好成績をマーク。

 

しかしながらポジションが一塁手で、カブスにはオールスター選手のアンソニー・リゾがいるため今回の交換要員になった。

 

マリナーズ一塁手はアダム・リンドと李大浩のツープラトン。左右の長距離砲がいるために一塁手は緊急の補強ポイントではないが、リンドは今季終了後にFA、李大浩は34歳、指名打者のネルソン・クルーズも36歳と今後ピークを過ぎていくことを考えて今回のトレードになったのだろう。

 

好調カブスは、一時の勢いはなくなったが、2位カージナルスに7・5ゲーム差をつけてナ・リーグ中地区の首位を独走。その中で先発投手陣がナ・リーグトップのスタッツだが、リリーバーが7位と補強ポイントになっていた。