フラッグディール・トレード情報
ヤンキースの“最強”とも言われているブルペンの「バックエンド3投手」に異変が起きるかもしれない。
現地12日、米『NBCスポーツ』のウェブサイトなど複数のメディアが伝えたところでは、ヤンキースは今のところ球宴左腕アンドリュー・ミラーのトレードに積極的な姿勢を見せてはいないものの、好条件のオファーが来れば応じる意向であることを左腕に話したとのこと。
『ワシントン・ポスト』のチェルシー・ジェーンズ氏が報じたもので、雲行きが変わってきた事を伺わせる内容だ。
ミラーの年俸は900万ドルで2018年まで契約が残っているが、オールスターに選出されたことでもわかるようにその能力は折り紙付き。
ブルペンを補強したいチームが貴重なセットアッパーやクローザーとして興味を示している。
地区首位のカブスとナショナルズ、レンジャーズなども興味を示していて、これらの3チームはサンディエゴで行われた試合にスカウトを送って視察をしていたとニューヨーク・ポストは伝えている。
31歳のミラーは昨年、60試合61.2回で防御率2.04、36セーブ(94.73%)を上げ、最優秀救援投手賞を獲得。
今シーズン前半で38試合に登板し5勝1敗7セーブ、防御率1.37の好成績をマーク。キャリア11年目にして初のオールスター選出を果たした。
ヤンキースでは、守護神アロルディス・チャプマンと救援右腕デリン・ベタンセス両投手もトレード要員であると報じられている。