MLBの第87回オールスターゲームが現地12日サンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われ、ア・リーグが4対2で勝利した。ア・リーグは通算成績を42勝43敗2引き分けとし4連勝でワールドシリーズのホームアドバンテージを得ている。
ア・リーグはセール(ホワイトソックス)、ナ・リーグはクエトの先発で始まった試合は、ナ・リーグが2死から3番ブライアント(カブス)のソロ本塁打で先制。
しかし、直後に反撃。2回1死走者なしから6番ホズマー(ロイヤルズ)が、クエト(ジャイアンツ)から同点ソロを放つと、1死一塁から8番ペレス(ロイヤルズ)がレフトへ勝ち越しの2ランを運んだ。
ロイヤルズのエリク・ホズマーとサルバドール・ペレスが2回裏に2本塁打を放ち、ア・リーグの反撃に貢献!そして試合は3対1とア ・リーグがリード! https://t.co/NPjp8z3xsx pic.twitter.com/x6cQpOdZnP
— MLB Japan (@MLBJapan) 2016年7月13日
クエトは昨年までロイヤルズに在籍、ホズマーやペレスは元同僚だった。
3回にはホズマーが3人目の右腕フェルナンデス(マーリンズ)から再びタイムリーを放ち、1点を追加。
ナ・リーグは4回にオズーナ(マーリンズ)のセンターへのタイムリーで1点を返したが、それ以降は無得点。
ア・リーグは終盤に豪華なリリーバー陣を投入。
7回はベタンセス、8回には、ミラーのヤンキース必勝リレーで逃げ切るかに見えたが、ミラーが8回に2死満塁のピンチをつくり、ここでハリス(アストロズ)を投入。ピンチを切り抜けると最終回はオリオールズで前半27セーブの守護神ブリトンが無失点に抑え幕を下ろした。
MVPは決勝打を放ったロイヤルズの4番ホズマー一塁手が、3打数2安打(1本塁打)2打点で、初めて受賞した。
デービッド・オルティス、最後のオールスター!オルティスは四球で終わったが、ベンチに戻る際に会場からはスタンディングオベーションが!ビッグ・パピのいないオールスターなんて寂しくなりますね。https://t.co/R1gPnLLsqi pic.twitter.com/juSXa0DsEI
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今季限りでの引退を表明しているオルティーズ(レッドソックス)はア・リーグの「4番・DH」で先発し、1打席のみ、四球で終わったが、ベンチに戻る際に会場からは盛大なスタンディングオベーション出迎えられた。