MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

SFジャイアンツのクエト、シールズとの投げ合い制し通算100勝を完封で飾る

 

ジャイアンツのクエト、メジャー通算100勝

 

ナ・リーグ西地区のジャイアンツ対パドレスの同地区対決GAME2は現地26日、ジャイアンツのホーム、AT&Tパークで行われ、ジャイアンツの右腕クエトが散発3安打に抑える好投でキャリア通算100勝目を完封で飾っている。

 

試合は、息詰まる投手戦。ジャイアンツのジョニー・クエトと、今季、まだ勝ち星のないパドレスのエース、ジェームズ・シールズの投げ合いになった。

 

ゲームが動いたのは5回裏。ジャイアンツがスパンのタイムリ二塁打で先制。結局、これが両チーム唯一の得点になり1対0でジャイアンツが連勝した。

 

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クエトは、9回119球で完封。被安打7、与四球1、奪三振11の力投で今季4勝目(1敗)。防御率2.65、WHIP1.04。先発した5試合すべてで7回以上と安定した内容。

 

昨シーズンは、途中から加入したロイヤルズでワールドチャンピオンに輝いた。オフにFAで6年総額1億3000万ドルでジャイアンツと契約。左腕バムバーガーと共に開幕から投手陣を引っ張る活躍が続いている。

 

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なお、通算100勝は、ドミニカ共和国出身の投手としては歴代11位になる。

 

一方、昨年、ロイヤルズからパドレスに移籍したキャリア11年目のシールズも7回を被安打3、失点1の好投だったが、味方の援護がなく4敗目。