オフに大型契約でFA移籍した選手たちが、本領を発揮しだした。
MLB2016
レッドソックスのエース左腕デービッド・プライス投手が現地26日、敵地でのブレーブス戦に先発登板。14三振を奪うなど、8回114球、被安打6、与四球2、失点2の好投で今季3勝目(0敗)を挙げた。
レッドソックスのドンブロウスキー新球団社長がチーム再建の柱として7年2億1700万ドルの大型契約で獲得したプライスだったが、21日のレイズ戦では4回途中8失点の乱調だったプライス。
今季5戦目の登板だが、2戦目も同地区ライバルのオリオールズ戦で5失点するなど、これまでの4戦でクオリティースタートが2試合だけという結果だった。
David Price ties his career-high of 14 strikeouts as Red Sox dominate Braves, 11-4. pic.twitter.com/55KdZ8vu6Q
— SportsCenter (@SportsCenter) 2016年4月27日
この日は、4点の援護を受けた初回に3連打を浴びて1点を献上すると、4回にも1点を失ったが、その後はブレーブス打線に追加点を許さず。8回には3者三振に仕留めるなど三振の山を築き、チームの勝利に貢献した。
プライスはこれで、昨季から続くレギュラーシーズンでの連勝を8としている。
また、レギュラーシーズンでの14奪三振は、レイズに所属していた2011年8月28日のブルージェイズ戦以来の自己最多タイだった。
試合は、9回に5点を追加したレッドソックスが11対4で大勝。貯金を2にしてAL東地区の首位オリオールズと0.5差の2位に浮上した。