MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

4番大谷翔平、ジョニー・クエトからも1安打 次は強敵アストロズG2に先発

ついに日本人選手5人目となる4番に起用された注目の“2way”大谷翔平が、先日のジェフ・サマージャに続いて同じサンフランシスコ・ジャイアンツのエース格右腕ジョニー・クエトからも安打をマークした。

クエトは、5回終了時点までノーヒットに抑える好投。大谷が、そのクエトを捉えたのは第3打席。1、2打席とも翻弄されたチェンジアップを狙っていた。

3球連続で投げてきた83.9マイルのチェンジアップをテニスの面で捉えるようなバットコントロールでライト前に運んだ。

ただ、当たりがライトの正面で2塁ランナーは帰ることが出来ず満塁に。次の5番ルイス・バルブエナが3-6-1のダブルプレーに倒れてクエトを最後まで攻略できなかった。

残念ながら、エンゼルスはクエトに抑え込まれ2対4で敗戦。このカードを1勝2敗で負け越した。

大谷は4打数1安打で、打者としては11試合42打数14安打、打率.333、出塁率..378、長打率.619、OPS.997。3本塁打、11打点、12三振。

快投のクエトは6回2安打、無失点で今季2勝目(通算124勝)。防御率は両リーグトップの0.35。

大谷翔平の次は、ヒューストンに移動して昨年のワールドシリーズの覇者アストロズのGAME2に先発することが発表された。明日のGAME1は先発前なので出場しない。

相手は、ホワイトソックスを3連戦スイープして6連勝と好調。しかも、先発予定のチャーリー・モートンは、クエトに次ぐ両リーグ2位の防御率0.72。25イニング、33奪三振でK/9は11.88。

モートンは、ゴロに打たせて取るタイプだったが、トミージョン手術後はフォーシームの平均球速が増して、決め球のカーブやシンカーなどの緩急に威力は出てきた。

同地区対決の首位攻防戦。大谷とモートンとの投げ合いに期待したい。

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