オークランド・アスレチックスのショーン・マナエア投手が21日(日本時間22日)、ボストン・レッドソックス相手にノーヒットノーラン(無安打無得点試合)を達成した。
今季メジャー初の快挙で、アスレチックスの投手としては、球団史上12度目。オークランドにフランチャイズを移してからは10年のダラス・ブレイデンの完全試合以来、6度目の快挙らしい。
マナイアは、9回108球で、2四球、10奪三振。昨季12勝を挙げたが、抑えた相手が凄い。相手のレッドソックスは、前節で大谷翔平のエンゼルスを3連戦スイープするなど7連勝中。今季17勝2敗の最強レッドソックス相手に演じたノーヒッターはインパクトがある。
26歳のメジャー3年目で、13年のMLBドラフト1巡目追補(全体34位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。15年7月28日にベン・ゾブリストとのトレードで、アーロン・ブルックスと共にアスレチックスへ移籍した。
16年4月にメジャー初昇格。この年は、25試合24先発で7勝9敗、防御率3.86、WHIP1.19。17年は29試合全てに先発して12勝10敗、防御率4.37、WHIP1.40。
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— MLB (@MLB) 2018年4月22日
今季は5試合先発で3勝2敗。防御率はメジャートップの1.23。長身の左腕でサイドスローが特徴。球自体の球威は無く、この試合の前まで奪三振率K/9は通算で7.72だった。
アスレチックスの先発陣は、MLB30球団中27位の防御率だったが、BB/9(9イニング換算の四球率)は良くて、同2位。
マナイアは、開幕投手のケンドール・グレイブマンに次ぐ先発ローテーションの2番手投手。