今永昇太のポスティング移籍の期限が迫ってくるなかメッツがジャイアンツからFA左腕のショーン・マナイア投手と2年総額2800万ドルで合意した。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が自身のX(旧ツイッター)で伝えている。
MLB契約情報
メッツとマナイアの契約には、2024年シーズン終了後にオプトアウトできる権利が付いているという。
マナイアは1992年2月1日生まれでスプリングトレーニングが始まる頃には32歳。父のルーツがポリネシアのアメリカ自治領サモアという異色のメジャーリーガー。
キャリア8年で、アスレチックス在籍時の6年間は128試合の先発で50勝41敗、防御率3.86(FIP3.96)、2018年にはノーヒットノーランも達成している。
2022年4月にパドレスへトレード移籍して30試合(28先発)で8勝9敗、防御率4.96。その年の11月にFA。12月にジャイアンツと2年総額2500万ドルの契約を結んだが、2023年オフにオプションを破棄して再びFAとなっていた。
横から腕が出てくる変則スタイルの投球フォームが印象的なサウスポーだ。
Mets, LHP Sean Manaea reportedly agree to 2-year deal with opt out after first season, per @MLBNetwork insider @JonHeyman. pic.twitter.com/b3v1EEUKD3
— MLB (@MLB) January 7, 2024
これでメッツの先発ローテーションは、千賀滉大を軸に左腕のホセ・キンタナ、FA市場から1年1300万ドルの契約で獲得したルイス・セベリーノ、昨年12月にブリュワーズとのトレードで獲得したエイドイアン・ハウザーの5人に確定。メッツの今永争奪戦からの撤退は決定的になった。
今永の交渉期限は米東部時間11日午後5時(日本時間12日午前7時)。昨日も軽く紹介したが、争奪戦は最終局面を迎え、エンゼルス、カブス、ジャイアンツ、レッドソックスの4チームに絞られたというニュースが流れていた。