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【MLB移籍情報】岩隈ら過去最多20名にクオリファイングオファーを提示

MLB移籍情報

 

今オフは、オリオールズドジャースの2チームがそれぞれ3人に、ナショナルズカーディナルスパドレスの3チームが2人にクオリファイング・オファー(以下QO)を提示した。

 

QOを提示された選手

 

岩隈久志 (SP/マリナーズ)

チェン・ウェイン (SP/オリオールズ)

マット・ウィータース (C/オリオールズ)

クリス・デービス (1B/オリオールズ)

ザック・グリンキー (SP/ドジャース)

ブレット・アンダーソン (SP/ドジャース)

ハウィー・ケンドリック (2B/ドジャース)

ジョーダン・ジマーマン (SP/ナショナルズ)

イアン・デズモンド (SS/ナショナルズ)

ジョン・ラッキー (SP/カージナルス)

ジェイソン・ヘイワード (OF/カージナルス)

イアン・ケネディ (SP/パドレス)

ジャスティン・アップトン ( OF/パドレス)

マルコ・エストラダ (SP/ブルージェイズ)

デクスター・ファウラー (OF/カブス)

ヨバニ・ガヤード (SP/レンジャーズ)

アレックス・ゴードン (OF/ロイヤルズ)

ダニエル・マーフィー (2B・3B/メッツ)

コルビー・ラスマス (OF/アストロズ)

ジェフ・サマージャ (SP/ホワイトソックス)

 

 

過去最多となる20名の選手がQOを提示された。各選手は、これから7日間の期限で、これを受諾するか、拒否するかを決断することになる。

 

何度か紹介したが、今季のQO設定金額は1年1580万ドル。(MLB上位125人の平均額)

 

 

 

これまでQOを受諾した選手はいないが、QOを拒否した選手と契約するチームは、契約金額、年俸だけでなく、「ドラフト最上位指名権を譲渡(失う)」という規定があり、FA市場でQOを受けていない選手より不利になる。

 

その結果、選手によっては契約交渉が難航して開幕までもつれるケースもあったという。

 

今年の目玉FA選手の中では、デビッド・プライス、ジョニー・クエト、スコット・カズミアー、ベン・ゾブリスト、ヨエニス・セスペデスらはシーズン途中にトレードで移籍しているためクオリファイングオファーの対象外となっている。