2012年-13年シーズンオフから始まったクオリファイング・オファー(QO)だが、18年-19年オフは7名の選手たちが提示された。
MLB移籍情報
以前にも紹介したが、今季のQOは1790万ドルに設定されている。最初は1330万ドルで黒田博樹を含む9名だった。これまで80名が提示され、ほとんどが拒否。受け入れたのは5名だけ、1名が再契約している。
▶クオリファイング・オファーを提示された選手
ダラス・カイケル(アストロズ)
パトリック・コービン(ダイヤモンドバックス)
A.J.ポロック(ダイヤモンドバックス)
ヤスマニ・グランダル(ドジャース)
柳賢振(リュ・ヒョンジン:ドジャース)
クレイグ・キンブレル(レッドソックス)
この7名だが、柳賢振は2018年の年俸が783万3333ドル、A.J.ポロックが同775万ドル、ヤスマニ・グランダルが同790万ドルと大幅アップの提示なので、場合によっては受諾する可能性はある。
パトリック・コービンは、今季のFA市場で貴重な先発左腕で年俸750万ドルが価値的には2000万ドルはあるとされているので拒否する可能性が高い。
残りの3名、ブライス・ハーパーの2018年は2172万5000ドル、ダラス・カイケル1320万ドル、クレイグ・キンブレル1305万ドル(写真上)で拒否することが確実な選手。
あくまでも噂だが、この3名の動向も気になるところだ。現地11月12日が選手側がQOの拒否・受諾を決断する期限となっている。